なぜ“難成分対応力”がOEM選定の決め手か?小ロットで高付加価値を実現する秘訣
- OEMに関すること
化粧品市場が飽和する中、エステサロンや美容クリニック、D2Cブランドが生き残るためには「圧倒的な製品の差別化」が不可欠です。その鍵を握るのが、ハイドロキノンやレチノール、スピキュールといった、いわゆる**「難成分」**です。
しかし、これらの成分は高い効果が期待できる反面、製造や処方設計において極めて高いハードルが存在します。多くの担当者が「化粧品OEMで高濃度処方に挑戦したが、安定性が保てず失敗した」という苦い経験をしています。
本コラムでは、難成分を配合したスキンケアOEMを成功させるための判断基準と、ウィル・グラン化粧品がなぜ高難度処方を小ロットで実現できるのか、その理由を解説します。
▼目次
1. 今、なぜ“難成分”が求められているのか?
現在の消費者は成分に関する知識が非常に豊富です。「単なる保湿」では満足せず、特定の肌悩みに直結するエビデンスのある成分を求めています。
特にクリニック専売品OEMやエステサロンOEMの現場では、プロの施術を補完する「攻めのスキンケア」として、ハイドロキノンやレチノールなどの配合が必須条件となりつつあります。これらの成分を安定して、かつ高濃度で配合できる能力こそが、OEMパートナーを選ぶ際の最大の基準となっているのです。
2. 代表的な「難成分」の魅力と開発現場のリアルな課題
高い効果の裏には、必ずと言っていいほど「扱いにくさ」が存在します。ここでは、開発現場でよく起こるトラブル例を見ていきましょう。
●ハイドロキノン ― 酸化による「褐変」との戦い:肌の透明感を追求する上で欠かせない成分ですが、酸素や光に極めて弱く、すぐに茶色く変色(褐変)してしまいます。
● レチノール ― 繊細すぎる「安定性」の維持:肌のキメを整えるエース級成分ですが、製造中に分解されやすく、手元に届く頃には「成分がほとんど残っていない(失活)」という事態が起こり得ます。
●スピキュール ― 「均一性」と「使用感」のコントロール:海綿由来の天然微細針は、導入効果を高める素材として人気ですが、粒子が沈殿しやすく、製品内で均一に分散させることが困難です。
開発現場のリアル: 配合量が多すぎると肌トラブルの原因になり、少なすぎると体感が得られません。安定して「チクチク感」を維持するための粘性設計は、熟練の処方技術が問われます。
3. ウィル・グラン化粧品が誇る「安定化技術」
当社では、他社で断られた高難度処方を実現するために、以下の技術的アプローチを行っています。これにより、化粧品OEM 小ロット(500個〜)という条件でも、大手に負けない高機能な製品作りが可能になります。
4. 成功事例:難成分OEMの実例
● メディキュアー合同会社様
他社で製造困難とされた「高濃度ハイドロキノン美容液」を共同開発。弊社の安定化ノウハウを注ぎ込み、製品化を実現しました。
● DOT’Sシリーズ
ピュアビタミンCとナイアシンアミドを高濃度で両立。相反する特性を持つ成分同士を一つの処方に落とし込み、継続的な人気を博しています。
5. よくあるご質問(Q&A)
Q1:難成分を高濃度に入れると、肌トラブルのリスクが心配です。 A: 当社ではパッチテスト等の安全性試験を推奨するとともに、高濃度でも肌への刺激を緩和する「緩衝処方」をご提案します。エビデンスと安全性のバランスを最も重視しています。
Q2:小ロット500個からでも、特殊な容器は選べますか? A: はい。難成分の劣化を防ぐための遮光容器やエアレスポンプなど、小ロットでも対応可能なサプライヤーを確保しています。
Q3:開発期間はどのくらいかかりますか? A: 難成分の場合、安定性試験(変色や分離がないかの確認)に最低でも3〜4ヶ月は必要です。トータルで半年〜1年程度の余裕を持ったスケジュールをご提案しています。
Q4:成分が安定しているか、どうやって確認するのですか? A: 「加速試験」と呼ばれる、過酷な温度・湿度環境に置くテストを行います。これにより、数年後の品質を短期間で予測して納品します。
6. この内容でお悩みの方へ
「ハイドロキノンを配合したいが、変色が怖くて踏み切れない」 「レチノール化粧品を作りたいが、大ロットでないと受けてもらえない」 「他社で『その処方は無理です』と断られてしまった」
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひウィル・グラン化粧品にご相談ください。私たちは単なる受託メーカーではなく、貴社の「処方開発パートナー」として、難題に共に立ち向かいます。
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おわりに:差別化したいなら“難成分”にチャレンジを
スキンケア市場で競争優位性を築くには、参入障壁の高い処方に挑戦することが近道です。ウィル・グラン化粧品なら、小ロットからその第一歩を踏み出せます。次回の第2回コラムでは、小規模ブランドがいかにして大手に対抗するか、具体的な小ロット戦略についてお届けします。
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